2018/10/08

【創業融資の後に読んで!】「資金繰り放置」が招いた経営悪化事例

 

税理士 大山俊郎


「起業・会社設立前後の経営を誰に相談すればいいのかわからない…」「創業融資が成功する考え方や方法を学びたい!」 という方へ

このブログでは、年商50億・借入額20億円の会社での二代目経営者という経験を生かして、融資のための準備やノウハウを大公開します。

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大阪谷町の税理士、大山俊郎です。

 

弊所に寄せられる資金調達のご相談の中には、

 

「もう少し早くご相談していただければ…」

 

というものが多くあります。

 

きちんと事前の対策をしていれば、問題にならなかった事例も多いのです。

 

今回は、資金繰りを放置したことが招いた経営悪化の事例をご紹介します。

 

 

資金繰りとは?

 

経営者が行う財務活動には、

  • 「お金の管理」
  • 「お金の調達」
  • 「お金の運用」

の3つの活動があります。

 

中小企業は持っているお金が少ないので、このなかでも「お金の管理」と「お金の調達」が重要になります。

 

ですが、知識不足のため、お金の管理・お金の調達について何もしない・何もできない経営者が多いのです。

 

◆資金繰り放置が招いた資金繰り悪化事例

 

【事例1】:余裕資金を持たずに経営を行っているケース
商売がそれなりに順調で、毎月の資金繰りも何とか回っているため、資金の調達を怠っている
企業様が多くおられます。

 

「不測の事態により売上が減少し、慌てて銀行に融資を依頼したが断られてしまった…」と言う
ご相談です。お聞きすると、過去には銀行の方から融資を進めに来ていたとのこと。

 

「銀行を儲けさせるだけなので断っていた」とのことですが、中小企業の信用力は決して高くありません。

 

不測の事態を想定し、資金に余裕を持たせておくことは、財務戦略の基本です。

 

【事例2】:キャッシュフローの管理ができていないケース

 

「売上を貪欲に増やしていたら、忙しいため人を増やしていたら、突然資金繰りが厳しくなって
しまった。慌てて資金調達に動いたが銀行から良い返事が得られない…」と言うご相談です。

 

突然資金繰りが厳しくなるような、お金の管理がまともにできていない企業への融資は不安ですので、
銀行の対応は当然ネガティブになります。

 

売上が伸びて忙しくなる事は本来良いことですので、計画的に資金調達に動いていれば、スムーズに
調達出来ていたはずです。

 

わずかな事で資金不足に陥りがちな中小企業にとって、キャッシュフローをしっかりと管理することは、必須の財務活動です。

 

【事例3】:実力以上の返済を行っているケース
本業の稼ぎ以上の返済を行っている企業様も多く見られます。

 

手元資金が減少していきますので、当然資金繰りが厳しくなります。

 

問題は、「自社の返済能力の限界を知らないこと」「借入を早く返したいという意識が強すぎること」
「返済のピッチをなだらかにする方法を知らないこと」などが挙げられます。

 

手元資金が不足してからアクションを起こすのではなく、自社の返済能力を知り、事前に借入金をコントロールしておけば、何ら問題は起きなかった事案と言えます。

 

繰り返しますが、中小企業は資金力に乏しく、わずかなことで資金不足に陥る危険性を常に抱えて
います。
財務活動をしっかり行うことで回避できるリスクは多くあります。

 

資金繰り放置からの脱却を目指しましょう。お手伝い致します。

 

大阪谷町の税理士、大山俊郎でした。

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