創業融資代行サービスとは?選び方やメリット・注意点を税理士が徹底解説!
「自分で創業融資の手続きをするのは難しいかも・・・」
「創業融資の代行を依頼したいけれど、代行してくれる人や会社の選び方がわからない…。」
これから起業したい・創業間もない方の中には、こんな悩みを持つ人も少なくありません。
創業融資の代行サービスは数多くありますが、「誤った選択により後悔した」という声は多く聞かれます。
本記事では、創業融資を考えている方へ向けて、創業融資代行サービスの選び方やメリット、注意点を解説します。
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創業融資代行サービスとは?
ここでは、創業融資代行サービスの概要をまとめます。
創業融資代行サービスの概要
創業融資代行サービスとは、「融資申請に必要な書類作成などの代行・サポートを行うサービス」です。
創業間もなく知識も乏しいなか、融資申請書類を作成するのは想像以上の労力を要します。
日本政策金融公庫の創業融資審査の成功率は「5割」といわれているのをご存知でしょうか。
必ずしも「全員が融資を受けられるとは限らない」ことを念頭に置き、万全の態勢で望むことが大切です。
創業融資代行サービスの依頼先は?
事業計画書や創業計画書作成を代行してくれる主な業者は、以下のとおりです。
- 会計事務所
- 税理士事務所
- 民間のコンサルティング会社
- 個人のクラウドワーカー 等…
サービス内容は業者により差があり、書類作成のみで終了することもあれば、融資審査終了までサポートしてもらえるなどさまざまです。
サービスを受けることにより、時間や手間を省略することが可能になるなどのメリットがあります。
創業融資代行サービスの費用相場
創業融資代行の費用相場は、以下のとおりです。
固定報酬制:「数万円〜数十万円程度の固定料金」
成功報酬制:「融資実行時の成功報酬として資金調達金額の2〜5%程度(+着手金)」
顧問契約が発生する業者も存在するため、料金の確認は入念に行いましょう。
創業融資代行サービスに依頼する3つのメリット
ここでは、創業融資代行サービスに依頼するメリットを3つ紹介します。
▼創業融資代行サービスに依頼する3つのメリット
- 融資の「成功率」「借入額」がアップ
- 融資までの時間が大幅に短縮
- 専門家のアドバイスで問題改善
メリット①融資の「成功率」「借入額」がアップ
創業融資代行サービスは、審査書類の作成方法や融資額の調整などを熟知しています。
そのため、自分自身で独自に審査書類を作り上げるよりも、「成功率」「借入額」が格段にアップします。
日本政策金融公庫の場合、一度審査に落ちてしまうと半年間は再審査できないので注意が必要。
確実に融資を成功させるには、創業融資代行サービスの利用は大きなメリットとなるでしょう。
メリット②融資までの時間が大幅に短縮
創業融資を申し込むためには、膨大な書類を作成しなければなりません。
独特な様式・フォーマットへの記入が必要なため、専門知識を持って臨んでも難しいものです。
さらに、書類はただ記入するだけで通るわけではありません。
より具体的な数値や見積もりをもとに、正確に作成する必要があるのです。
ただでさえ、創業時にはやるべきことがたくさんあるのに、書類作成に手間をとられていては業務に支障が出るでしょう。
創業融資申請にはいくつものハードルがあり、膨大な時間を消費することは間違いありません。
創業融資代行サービスの利用により、融資までの時間を大幅に短縮できるほか、本業に集中できるメリットがあります。
メリット③専門家のアドバイスで問題改善
創業融資を受けようとしている方のほとんどが、融資を受けるのが初めてでしょう。
創業融資には、以下のような知識が必要となります。
- 融資を受けるノウハウ
- 日本政策金融公庫や銀行など、金融機関への知識
- 書類作成で評価されるポイントや注意点
- 融資申し込みから審査・着金までの流れ
- 金融機関担当者との面談のポイント など
創業融資代行サービスを利用すると、創業融資手続きだけでなく、事業自体へのアドバイスをもらうことができます。
今後の事業展開において大きなプラスとなるでしょう。
創業融資代行サービスに依頼する2つの注意点
次に、創業融資代行サービスに依頼する際の注意点を2つ紹介します。
注意点①手数料がかかる
創業融資を代行サービス会社に頼むと、その分手数料がかかります。
相場は以下のとおりです。
①「数万円〜数十万円程度の固定料金」
②「融資実行時の成功報酬として資金調達金額の2〜5%程度(+着手金)」
たとえば、①の場合融資額が500万円・成功報酬利率:5%の場合
5,000,000円×5%=250,000円となります。
②の場合は、融資額500万円以下の場合は5%、500〜1,000万円の場合は4%など、融資額のレンジによって成功報酬率が変動することもあります。
この場合、実際の融資額が確定しないと最終的な報酬が決まりません。
注意点②高額な顧問料が発生する場合がある
創業融資の代行サービス業者によっては、創業融資審査後に高額な顧問料が発生する事例があるので注意が必要です。
たとえば、格安の手数料を提示してお得に見せかけ、融資審査後に顧問契約が締結されていたという事例。
融資手数料は格安だったものの、顧問料として毎月数万円の費用がかかり、大きく損をしてしまう結果になります。
残念ながら、このような業者は後を絶ちません。
目先の利益だけでなく、「不利な顧問契約などがないか」と注意して選びましょう。
創業融資代行サービスを選ぶ3つのポイント
創業融資代行サービスを選ぶときは、以下の3つのポイントに着目してみましょう。
▼創業代行サービスを選ぶ3つのポイント
- 自社の業種のノウハウがあり実績が豊富であるか
- 事業計画書の作成が得意であるか
- 報酬体系が適切であるか
自社の業種のノウハウがあり実績が豊富か
創業融資代行サービスを選ぶには、自社の業種についてノウハウがあり、実績が豊富であることが重要です。
得意・不得意な業種は、事務所によって異なります。
たとえば、飲食や美容系が得意であるものの、IT関係は不得意といった具合です。
さらに、実績が豊富にある事務所が望ましいでしょう。
創業融資の場合、審査に通るポイントはほぼ決まっています。
「創業融資の獲得実績」「創業融資の成功率」は、審査通過率に直結するので、あらかじめチェックするようにしましょう。
事業計画書の作成が得意か
事業計画書の作成が得意であるかも、創業融資代行サービスを選ぶポイント。
たとえば、一言で税理士事務所といっても得意分野はさまざまです。
企業買収を得意としている税理士事務所に創業融資の代行を依頼しても、高いパフォーマンスは期待できないでしょう。
特に創業融資では、過去の実績がないため、事業計画書(創業計画書)が最も重要な評価ポイントになります。
質の高い事業計画書(創業計画書)を作成できる代行サービスを選び、融資の通過確率を上げることが大切です。
※事業計画書に関する書籍を出版している税理士なら安心して任せられるでしょう。そのような税理士が運営する税理士事務所に絞って検索してみるのも一つの方法です。
報酬体系が適切であるか
報酬が少ないとサポートが薄くなりやすく、報酬が多いとサポートが厚くなりやすい傾向に。
確実に創業融資を成功させたい場合は、手厚いサポートを受けて万全の態勢で望むことをおすすめします。
創業融資代行の報酬目安は、成功報酬制で「融資実行時の資金調達金額2〜5%程度(+着手金)」といわれています。
成功報酬制の場合は、固定報酬制と比べるとやや高めに設定されるケースが多いですが、失敗した場合の費用はかかりません。
成功報酬制の場合、創業融資に絶対的な自信がある事務所が多いことから、選定基準のひとつとしてもよいでしょう。
※初回無料相談を受け付けている事務所がおススメです。
創業融資は、一度失敗すると気軽に再チャレンジできるものではありません。
初回の交渉で確実に融資を獲得できるよう、手厚いサポートを受けられるよう準備をしましょう。
自社に適した創業融資代行サービスを選ぼう
今回は、創業融資代行サービスの選び方やメリット、注意点を解説しました。
創業融資を受けたい場合、自身によほどの専門知識がない限り、創業融資代行サービスを利用することをおすすめします。
自社に適した創業融資代行サービスを選ぶには、以下のポイントをしっかり確認してください。
▼創業代行サービスを選ぶ3つのポイント
- 自社の業種のノウハウがあり実績が豊富であるか
- 事業計画書の作成が得意であるか
- 報酬体制が適切であるか
創業融資代行サービスを扱う業者を見極め、創業融資に強い業者に依頼すべきです。
業者を見極める際は、確実な情報をもとに選びましょう。
電話でもお申し込みOK
06-6940-0807
【受付時間】10:00〜18:00(土日祝除く)
大山 俊郎
大山俊郎税理士事務所代表税理士
同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社
二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事
特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力
ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感
日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導