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保育園経営の危機、2026年の赤字連鎖はなぜ起きる?補助金に頼らない生き残り戦略を税理士が解説

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

監修者:大山俊郎|税理士

大山俊郎税理士事務所代表。著書『SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集』。
社長が大きなお金を動かす前に、「その判断をしたあと会社にお金が残るか」を税務・資金繰り・銀行対応の視点から整理。年商50億規模の製造業で経営現場を経験。

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保育園経営の危機、2025年の赤字連鎖はなぜ起きる?補助金に頼らない生き残り戦略を税理士が解説

保育園がどんどん潰れている──そんな現実、知っていますか?

「保育園は国の補助金で守られてるんでしょ?」

 

そう思っている方も少なくないかもしれません。

 

でも今、保育園の現場では、想像以上に深刻なことが起きています。

 

2025年、保育園の倒産件数が過去最多を更新しました。

 

運営者が「もうやっていけない」と音を上げるほど、業界は追い詰められています。

 

少子化が進む中、補助金があっても潰れる。

 

なぜそんな事態に陥っているのか―

 

この記事では、保育園倒産ラッシュの実態と、そこに潜む課題を深掘りしていきます。

補助金があっても厳しい…保育園の経営はなぜこんなに苦しいのか?

保育園の運営は、国からの補助金(施設型給付費など)に大きく依存しています。

 

しかしこの補助金、実は“人件費中心”で、建物の家賃や光熱費、物価の上昇分まではカバーしきれません。

 

さらに、保育士の数や設備基準も厳しく定められていて、決して「自由に経営できる」業態ではありません。

 

補助金があるから安心──なんて、現場では通用しないのが実情です。

保育士が足りない。採用できない。現場が壊れていく

もうひとつの大きな問題は、保育士不足です。

 

ただでさえ過酷な仕事、そこに人手不足が加わり、現場は限界に近づいています。

 

保育士1人にかかる負担は大きくなり、精神的にも体力的にも消耗して辞めていく…。

 

採用コストも上がり、運営者は「雇いたくても雇えない」ジレンマに陥っています。

地方は園児が集まらない。都市部はコストが重すぎる

地方では少子化の影響が顕著で、そもそも園児が集まらないという問題があります。

 

一方、都市部では家賃や人件費が高騰し、補助金だけでは到底まかないきれない状態です。

 

つまり、「どこでやってもキツい」のが、今の保育園業界の現実です。

【実話】倒産した保育園のリアル

ケース1:東京・中規模園の倒産

ビル型施設で高額な家賃、加えて保育士が集まらない。

 

保護者対応にも追われ、精神的にも疲弊。結果、閉園に追い込まれました。

ケース2:地方・小規模園の閉鎖

園児が激減し、収入が半減。ICTも導入できず事務作業は手作業のまま。

 

赤字が続き、補助金だけでは維持できず閉園。

解決策はあるのか?保育園経営の打開ポイント

ICT導入で「人が足りなくても回る」仕組みを作る

登降園管理、連絡帳、勤怠管理などのデジタル化で、少ない人数でも運営できる体制を整えることが重要です。

保育士の待遇を改善し、辞めさせない仕組みへ

給与や勤務体制、メンタルケアの充実で、人が定着する職場づくりを。

 

「人が辞めない園」は、それだけで強いです。

国や自治体による「経営支援型」の補助制度が必要

今の補助金制度では限界があるのは明らか。

 

経営支援やコンサル的な行政のサポートが今後のカギになります。

まとめ:保育園は“社会インフラ”。今こそ守る行動を

保育園は単なる教育施設ではありません。

 

働く家庭、ひとり親家庭、すべての子育て世帯を支える社会の土台です。

 

このまま倒産ラッシュが続けば、育児と仕事の両立はますます難しくなり、

 

さらなる少子化を招くという悪循環に陥ります。

 

今、保育園が抱える課題に「社会全体で目を向けること」が、未来の子どもたちを守る第一歩です。

大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所代表税理士

社長が大きなお金を動かす前に、税務・資金繰り・銀行対応の視点から「会社にお金が残る判断」を支援しています。

年商50億規模の製造業で経営現場を経験。

著書
『SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集』

近畿税理士会所属
税理士番号:127208

DREAM GATE認定アドバイザー
イプロス掲載ページ

大山俊郎のプロフィール

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