【税理士選び方のコツ】右も左もわからない!?起業家が今、顧問税理士を選ぶなら必読!税理士を選ぶ際のポイント、コツ、これで全部!
こんにちは、税理士の大山俊郎です。
僕は二代目経営者として父の会社に入社して、二代目経営者から見た顧問税理士の良いところと悪いところを見てきました。
その経験から、特に「税理士目線」ではなく!「会社側から見た」顧問税理士の選び方をまとめみました!
起業したら、特に会社を設立したら、まず必要になってくるのが「税理士選び」です。
なぜなら法人の決算を個人で行うことはまず困難であり、現実的ではないからです。
「税理士・選び方のポイント」というテーマでいくつか記事記事を書いていますので、今回はそのまとめ記事ということでご紹介したいと思います。
僕自身も税理士業をしながら自分自身の業務レベルをアップしていくので、この記事も定期的に更新していきます。
起業家さんは特に、この税理士選びが経営にとっても重要になるので、ぜひ参考にしてくださいね。
それでは早速はじめます!!
税理士選びのポイントその1:起業家目線を持っているか?
【顧問税理士選び方のコツその1】その税理士は「起業家目線」を持っていますか?
この記事には「税理士選び」ということにおいて、僕が一番言いたいことが書いてあります。
税理士の本来の業務は税務署への書類の手続きの代行であったり、そのアドバイスなどです。
しかしながら、日々の帳簿や決算書の内容を理想的なものにしようと思えば、そもそも財務的に健全でなければいけません。どうすればそれができるのか?答えは、税理士が税務アドバイスもできること。
これであれば、日々の税務アドバイスをしつつ、それにそった記帳ができます。
ですから、経営者目線をもって税務アドバイスができる税理士は、これからの時代会社経営者の方の大きな力になる。こういう思いを確信を持って書きました。
税理士選びのポイントその2:節税方法を提案してくれますか?
【顧問税理士選び方のコツその2】その税理士はあなたの会社にあった節税方法を提案してくれますか?
「節税」は、経営者の方が税理士に求める大きなテーマです。
出て行くお金は少しでも少ない方がいいのは当然の話。
会社にもよりけりですが、節税すれば確実に出て行くお金が減るのも事実ですからね。
ただ、一口に「節税」といっても簡単なことではありません。
なぜなら、私たち人間が一人として同じでないのと同様に、会社も一社一社当然違います。
ですから、A社にとっては節税になった方法でも、B社にとってはそうでない。
こういうことが往々にしてあるのです。
徹底的に節税をしようと思えばそれはもう、オーダーメイドの世界なのです。
どこの会社にでもあてはまるような画一的な節税方法だけを提案するのではなく、経営者の家族構成なども全て把握した上で個別の節税方法を提案する。これが大事なことだと思っています。
税理士選びのポイントその3:役員報酬の説明が適切か?
【顧問税理士選び方のコツその3】その税理士は役員報酬についての説明が適切ですか?
役員報酬は、会社にとって大きな割合をしめる経費です。
一度設定した役員報酬はその期の間において変更することができません。
高すぎず安すぎずの最適ななラインを設定しないといけないんです。
この役員報酬、税理士さんによっては経営者の方の意見を聞かず勝手に決める場合もあるそうです。
僕からしたら驚くべき話す。
役員報酬は先ほどの節税と同じく、一人一人最適な金額があるんです。
家族の構成などで設定金額が大きく変わります。
ですから経営者に確認をとらず勝手に決めるだなんてもってのほかです。
またこの記事では、ちょっとした裏わざとも言える、「事前確定給与届」についても説明しています。
この手続きを行うことで、役員報酬の金額をある程度はカスタマイズすることができます。
税理士選びのポイントその4:レスポンスが早いか?
【顧問税理士選び方のコツその4】その税理士はレスポンスが早いですか?
「レスポンスの早さ」これは、税理士に限った話ではありませんよね。
何においても重要です。
でもあえて税理士選びの記事のポイントの一つとしたのには、もちろん理由があります。
お金の問題は、会社を経営するにおいて切っても切れないことです。
税理士はその判断の基準となる資料を作成する仕事です。
ですから、ここでレスポンスが遅いということは、取引先の方に多大なる迷惑をかけるということにつながります。
また、これも会社経営とは切っても切れない、銀行さんとのお付き合いですが、これもレスポンスが遅いと会社自体の信用問題になります。
ですから税理士にはレスポンスの早さを求めるというのは、会社の信頼を保つことにもつながります。
これってとっても大事なポイントなのです。
税理士選びのポイントその5:資金調達に強いか?
【顧問税理士選び方のコツその5】その税理士は資金調達に強いですか?
前述しました通り、税理士本来の仕事は申告の代理や、税務書類の作成などです。
ここに「資金調達に強いかどうか」は含まれません。
しかしながら税理士本来の業務をこなしつつ、資金調達に強い税理士を選べば、健全な財務状態を維持することができます。
なぜなら、本来の税理士の業務である対税務署を意識した決算書は、実は融資を受けにくかったりします。逆に融資を意識しすぎると節税には繋がらない。両方の視点があった方がいいのです。
資金調達に強い税理士は、会社を成長しているというアピールを金融機関にしつつも節税できる決算書をデザインできます。
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「誠実さ」は僕の大事にしていることです。
脱税など、嘘をつく経営者はいずれどこかで困難に陥ります。
それを許す税理士も同様です。
僕は誠実さを大事にお客様と接し、業務に当たっています。
まとめ
税理士の選び方についてまとめ記事をお届けしました。
僕の思ういい税理士とは?について、様々な切り口で「税理士の選び方」について記事を書いています。
帳簿付けや、税務の代行、これが税理士の本来の仕事です。ですからもちろん大事です。
ただ「クラウド会計」なんて言葉が随分と浸透してきました。
日々の簡単な帳簿であれば、もう税理士がいなくてもできるようになる時代なんです。
そういう流れにおいて必要とされる税理士とは
- 経営者目線をもっており
- 税務のアドバイスができて
- 経営者の方にとって税務パートナーになれる
これが僕が一番「税理士の選び方」にとって大事だと思っている点です。
あなたも税理士に求めるものは何なのか、今一度考えてみてください。
決算だけしてくれればいいのか、安さなのか・・・求めるポイントは人それぞれだと思います。
さいごに
「税理士の選び方 コツ」「税理士の選び方 ポイント」というキーワードに寄せて記事を書いているものは、最終的には「それは僕である」と言いたいがための記事であることが多いように感じます。
僕のこの記事にも、そういう意図が少なからずあることは正直に告白します。
ただこれだけは言わせてください。
ここで書いた「いい税理士の条件」を僕は当然満たしています。
ですからこれらの記事がきっかけで、最終的にあなたの顧問税理士として関わることができれば喜びです。
しかしながら、インターネットで書いている記事ですから、もしいいと思っていただけても物理的に顧問契約は難しい、だけど読み物としてはなかなかいいな。
そんな風に思ってくれるかもしれない誰かのために一連の記事を書いたこと、そしてまとめ記事にしたことも本心です。
会社を立ち上げて軌道にのるまで、誰だって困難な時期があります。
僕だってそうです。
そんな時に「税理士を選ぶ」という視点において、本記事があなたの何かの助けになれば、それは僕にとって何よりもの喜びであり、記事を書いた目的は達成したことになります。
あなたにとって納得のいく税理士さんと出会えますように。
電話でもお申し込みOK
06-6940-0807
【受付時間】10:00〜18:00(土日祝除く)
大山 俊郎
大山俊郎税理士事務所代表税理士
同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社
二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事
特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力
ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感
日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導