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【顧問税理士選びのコツその4】その税理士はレスポンスが早いですか?

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所 代表 大山俊郎(おおやま としろう)

光熱費や人件費高騰による大幅なコストアップ・・・
しかし、中小企業の多くはコストアップを販売価格に反映できず苦しんでいます。「薄利多売」の時代は終わり、中小企業でも「値上げ」が必須の時代になりました。
この時代を勝ち抜くために、弊所独自の「強み集中」利益最大化経営計画を通して中小企業の支援を行っています。

代表的な著書は「SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集」。

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「レスポンスが早いこと」
これは何においても重要ですが、顧問税理士を選ぶ際も重要なポイントになってくるかと思います。

 

  • 税理士にレスポンスの早さが求められる理由
  • レスポンスが早い税理士か?を見分ける方法

についてご説明したいと思います。

 

税理士にレスポンスの早さが求められる理由

 

これは税理士に限った話ではありません。
人とのお付き合いにおいてレスポンスは早い方がいいに決まっています。

 

 

ただそれだけだと話が終わってしまうので、なぜ税理士にレスポンスの早さが求められるのか?についてご説明したいと思います。

 

 

 

税理士のレスポンスが早くないと、資金繰りに追われて経営に集中できない!

 

例えばこういう場合です。

 


イチロー君:35歳経営コンサルタント。妻と3歳になる子どもがいる。「イチローコンサルティング株式会社」という会社を設立したばかり!

今月の納税額を早く知りたいなぁ。
金額によっては資金調達をしないといいけないし、資金調達は慌ててできるものではないのになぁ。

 

 

資金繰りで頭の中がいっぱいだー。
経営に集中できない!!

 

 

こんな時、税理士のレスポンスの早さで経営者の方の負担が大きく変わります。
早く回答できていれば、資金調達すればいいのか、しなくても大丈夫なのか判断ができます。
資金調達する場合もゆとりを持って行えるので、本業である経営に集中できます。

 

 

回答を早くすることで経営者の方が考える時間を多く作ることができる。
これが税理士がレスポンスが早くないとよくないと思う理由や。

 

顧問税理士は、レポンスを早くすることで、顧客さんである経営者の方を安心させてあげられたほうがいい!

 

 

税理士のレスポンスが早くないと、銀行からの信用が落ちる!

 

これは先ほどよりももっと深刻です。

銀行から融資を受けている会社の場合、決算が終わると銀行はすぐに決算書を提出してほしいと言ってきます。

理由としては、時間があることで

  • 決算書を粉飾したり
  • 二重帳簿にしたり

こういうことをされたくないからです。
お金を融資している銀行としては、融資先の会社の本当の経営状態をいち早く知りたいのです。
決算書の最終工程を担っているのは税理士です。

 

ここでもし、税理士の対応が遅く、決算書の提出が遅かったとしましょう。
これはすなわち銀行からの評判が悪くなることを意味します。

 

そんなの困る!もっと早く対応してよ!

 

ごもっとも!
これは素早く対応しない税理士に落ち度があると僕は思う。

 

 

税理士のレスポンスが悪かったが為に起きた困った事例

 

これは知人から聞いた話です。
銀行が「電子申告をした時の証明書を提出してください」と言ってきました。

 

電子申告の証明書がいるようです!

 

でも税理士からは「そんなんいらんはずや」といい取り合ってくれなかったとのこと。

 

こんな風に困っていた時、僕のお客様になってくださった方がいます。
結局その前の税理士は電子申告の証明書を無くしていたのです。

 

 

銀行に書類が必要だと言われているのに、税理士が対応してくれない。
そんな困った状態で、税理士を選び直す手間、この方の苦労は計り知れない。
後日談としては、前任の税理士さんは電子申告の書類を無くしてしまっていたらしい。
だから反応が悪かったと。プロならありえない話やな。
万が一無くしてしまったとしても、いち早くそれを告げて謝罪し責任を取るべき!

 

 

 

こんな税理士ひどい!
あー税理士変えたい!

 

 

そう思って当然です。
でもね、困っているとはいえ、税理士ってすぐ変えられるものではありませんよね?

誰だって慣れ親しんだ顧問税理士を変えるのは大変だから極力変えたくないんです。
最初からレスポンスの早い税理士を選んでおいた方がいい、僕はそんな風に思います。

 

ですから、あなたが今顧問税理士を選ぶ段階であれば「レスポンスが早いこと」これは重要な項目だと考えておいた方がいいでしょう。

問い合わせしてもなかなか繋がらなかったり、反応が遅いと顧客さんを心配にさせます。

 

ちなみに弊社では、常に電話に対応する人事務スタッフがいて、常に大山に連絡がすぐくる体制にしています。返信につきましても代理に連絡させずに、直接代表である大山が対応しています。

 

 

レスポンスが早い税理士か?を見分ける方法

 

無料相談を利用して、レスポンスの早さを確かめよう

 

全ての税理士がそうとは限りませんが、無料または比較的リーズナブルな金額でお試し相談メニューを設けている税理士がたくさんいます。

 

 

ちなみに僕も創業融資の無料相談治療院の先生のための資金調達無料診断もお受けしています。

 

こういう敷居の低いサービスをお試しで利用し、そこでのレスポンスの早さを基準に顧問契約をするかどうか検討してみるといいでしょう。
レスポンスの早さはもちろんですが、相性みたいなものもあって当然です。
であれば無料相談やリーズナブルな単発相談を一度試してみて税理士を選ぶ、

これがリスクが少ない税理士選びの方法ではないかと思います。

 

 

僕のお客様からの声を紹介させてください

 

手前味噌で恐縮ですが、僕のお客様からの声を紹介させてください。

 

嬉しい部分をかいつまんで言いますと…。

  • 申し込みから返信のレスポンスの早さですでに好印象を持っていた上で、無料相談に申し込んだ。
  • 僕大山だけでなく、僕がご紹介した司法書士、社労士、生命保険営業など提携先も仕事が早いので全ての仕事がスムーズに進む。

との声をいただいています。
もちろん僕じゃなくてもいいのですが、こんな風に思える税理士さんを選ぶことがあなたの会社のよき経営パートナーにつながるでしょう。

 

 

とはいえ、経営者の方に聞いていただきたい話があります

 

これは僕から経営者の方へのお願いです。

 

 

経営者の味方として僕は誠心誠意仕事をします。
レスポンスの早さにおいても自信があります。

 

ただし、「レスポンスが早い=何でも屋さん」ではありません。
その辺はご理解いただけると嬉しいです。

 

ご質問内容によっては、すぐ聞いてすぐ答えられるものばかりではありません。
例えば複雑な計算や法律の条文などを照らし合せたうえでしか、回答できないことも多々あります。

ただそういう場合であっても、最終回答までに日にちをもらう場合もありますが、「このくらいかかりますと」いうご連絡は早めにして判断を寝かせないようにすることはお約束します。

 

レスポンスを早くして、判断を僕のところで寝かせないこと。
これが僕の思ういい税理士である条件であり、経営者の方への誠意だと思っているからです。

 

まとめ

 

レスポンスの早い税理士を選ぶことがなぜ大事なのか?についてお話しました。

 

僕の思う税理士は、決算の時だけ会社に来るだけではありません。
帳簿の代行を受けるだけでもありません。

そんなことよりなにより税理士にとって一番大事なのは、

  • 会社の経営の資金繰りを経営者の方と一緒に考えたり
  • よりよい財務状態にするために経営者の方に提案することです。

 

これはもうレスポンスが早くないと絶対にできないことですよね。
という訳で僕が思ういい税理士の大事なポイントの一つが「レスポンスの早さ」である。というお話でした。

 

この記事が税理士選びで迷っているあなたのお役に立てれば幸いです。

 

 

 

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    大山 俊郎

    大山俊郎税理士事務所代表税理士

    同志社大学商学部卒業後
    父が経営する年商50億の会社へ入社

    二代目経営者として
    現場での下積みから
    会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事

    特に
    ・銀行との交渉
    ・経理の改善
    ・資金繰り
    ・事業承継の対策
    などに尽力

    ある親族との同族問題で自社の株式
    を売却をした経験から
    「会社のヒト・モノ・カネの管理は
    会社と経営者一族の運命を左右する」
    ことを痛感

    日本随一の
    「同族会社経営を経験した税理士」
    として事務所を開設し
    「会社にお金を残す節税マニュアル」
    を開発
    全国の同族会社の経営者・法人経営者
    向けに「会社を強くする仕組み作り」
    を指導

    大山俊郎のプロフィール

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