• 創業融資

初めて事業資金を借りる人は知っておくべき!創業融資で失敗しないための全手順

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所 代表 大山俊郎(おおやま としろう)

光熱費や人件費高騰による大幅なコストアップ・・・
しかし、中小企業の多くはコストアップを販売価格に反映できず苦しんでいます。「薄利多売」の時代は終わり、中小企業でも「値上げ」が必須の時代になりました。
この時代を勝ち抜くために、弊所独自の「強み集中」利益最大化経営計画を通して中小企業の支援を行っています。

代表的な著書は「SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集」。

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創業融資の面接に100%同席する税理士

大山俊郎です。

 

「創業融資で借りたいけどやり方が良くわからない」

「創業融資を自分でしたいけど何かデメリットはあるのかなぁ」

「創業融資をしてどんなメリットがあるのかなぁ」

 

創業融資の様々な疑問について、お悩みの方は多いと思います。

メリット・デメリットを知らなければ、「やっぱりやめればよかった」というような結果になりかねません。

 

この記事では、初めて事業資金を借りる人が知っておくべき、創業融資の全手順とメリット・デメリットを解説していきます。

 

創業融資で失敗しないためにも、この記事で手順を必ず確認してから取り掛かるようにしてください。

 

【創業融資で失敗しないための全手順】

ここでは、創業融資の内容や融資を受けるための全手順を解説していきます。

 

【自分の信用情報を調べる】

創業融資のデメリットとなりえる要件に、ご自身の信用情報があります。

創業融資のため、これから創業するわけですから、法人としての情報がないため、ご自身が対象となります。

借す側とすれば、滞りなく返済されるかどうか知りたいのは当然のことです。

よって、まず確認すべきことは、ご自身の過去の情報となります。

クレジットカード・カードローン・カーローン・住宅ローン・公共料金・携帯電話料金など、延滞や未払いがないかどうかを確認しましょう。

下記の機関で、あなた自身の借り入れや延滞履歴の信用情報を照会できますので、借り入れや支払いを延滞した経験がある場合は確認しましょう。

・全国銀行協会
・JICC
・CIC

借り入れや支払いを延滞した経験が全くない場合は調べる必要はございません。

 

【創業計画書と資金繰り表を作成する】

創業計画書とは、創業からの1年間での売上と利益の予定表のことです。

売上と利益の予定表は事業計画書といいます。

創業計画書は、創業1年目の事業計画書ということです。

創業計画書は、あくまでも売上と利益の予定表ですので、明確なお金の流れがわかりません。

そのため、資金繰り表が融資申し込み時に必要となります。

資金繰り表とは、会社の現金と預金通帳残高の流れの予定表となりますので用意しましょう。

しっかりと作成すれば、「創業に対する想い」と「返済を滞りなくしてくれる人格」として評価してくれるでしょう。

 

【審査面談の準備をする】

申し込み後、審査面談が始まります。

必要書類は、

・会社及び個人名義の通帳12ヶ月分
・ローン残高がわかる書類
・自宅の賃貸契約書
・源泉徴収票2年分
・資格証明書

などです。

面談で注意するべきことは、

・常識をわきまえ、言葉遣いや外見にも注意すること。
・自分からマイナス要素を言わず聞かれたことに応える。
・創業計画書の内容と矛盾のないようにすること。
・創業への想いをしっかりと伝える。

などです。

面談は、創業計画書に書かれた事業計画のチェックが中心です。

質問されることに対し、明確に回答できるようにしておきましょう。

特に大切なのは「資金計画」です。

頭の中に叩き込み、しっかりと説明できれば、良い印象を与えることが出来ます。

 

【現地調査の準備をする】

現地調査は、事業の準備ができているのか確かめるためのものです。

事業を始めるつもりもないのに、創業融資を受けようとする詐欺的な行為の排除のために行われるようになりました。

ここでは、質問があれば聞かれたことにしっかりと答え、準備が予定通り進んでいることを確認してもらえれば問題ございません。

現地調査が済めば、あとは「融資実行」となります。

 

 

【創業融資のメリット・デメリット】

初めて事業資金を借りる時に、創業融資で失敗しないためにも、そのメリットとデメリットを知っておくことは大切です。

ここでは、「創業融資のメリット・デメリット」をお伝えします。

 

【創業融資のメリット】

創業融資のメリットは以下です。

・日本政策金融公庫では、最大3000万円が無担保・無保証(代表取締役の連帯保証不要)で融資可能。
・銀行からの融資をその後も得られやすくなる。
・融資実行までのスピードが速い。
・資金調達がしやすい。
・民間の金融機関がダメでも融資される可能性がある。

 

【創業融資のデメリット】

創業融資のデメリットは以下です。

 

・日本政策金融公庫では保証人が必要。
・日本政策金融公庫では自己資金の要件がある。
・信用情報に問題があると融資されにくい。
・銀行等に比べ審査に日数がかかる。

 

【創業融資は1人で出来るのか?】

創業融資は自分1人で行うこともできますが、思い通りの融資額を得るためには、それなりのやり方があります。

見よう見まねで行っても、大幅減額されたり、融資を受けれなかったりするデメリットもあるのです。

やはり創業融資支援のプロに任せたほうが成功確率は上がります。

「成功確率の向上」「融資減額の回避」「融資を受けやすい創業計画書」「融資を受けやすい資金繰り表」「自己資金の対策」「信用情報の対策」「審査面談の方法」「アピールの仕方」などなど、経験からわかるやり方をがありますからね。

1人で行うよりも、プロに任せることをお勧めします。

 

【創業融資の全手順まとめ】

ここまで、創業融資で失敗しないための全手順とメリット・デメリットを解説してきました。

創業融資について、お悩みの方も、メリット・デメリットを知らなければ、「やっぱりやめればよかった」というような結果になりかねません。

手順や流れを知らないと損をしてしまうことも多々あります。

創業融資で失敗しないためにも、必ず一連の流れを確認してから取り掛かるようにしてくださいね。

 

創業融資の面接に100%同席する税理士

大山俊郎でした。

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    大山 俊郎

    大山俊郎税理士事務所代表税理士

    同志社大学商学部卒業後
    父が経営する年商50億の会社へ入社

    二代目経営者として
    現場での下積みから
    会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事

    特に
    ・銀行との交渉
    ・経理の改善
    ・資金繰り
    ・事業承継の対策
    などに尽力

    ある親族との同族問題で自社の株式
    を売却をした経験から
    「会社のヒト・モノ・カネの管理は
    会社と経営者一族の運命を左右する」
    ことを痛感

    日本随一の
    「同族会社経営を経験した税理士」
    として事務所を開設し
    「会社にお金を残す節税マニュアル」
    を開発
    全国の同族会社の経営者・法人経営者
    向けに「会社を強くする仕組み作り」
    を指導

    大山俊郎のプロフィール

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