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【決算書】これから独立する人でもイチから分かる、決算書の読み方!その2

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所 代表 大山俊郎(おおやま としろう)
経営者から年間100件以上の相談を受けている税理士。
中小企業を応援することが大好きで「100年続くように会社の経営をサポートすること」を使命としている。夢は日本中の中小企業を「お金が貯まる会社」にすること。
代表的な著書は「SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集」。

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「決算書」とは具体的に言うとどんな書類なのでしょうか?

 

決算書には主に次の3つがあります。

  • 貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)
  • 損益計算書(そんえきけいさんしょ)
  • キャッシュフロー計算書

 

これらは3つとも、会社の状況や実績を表現するために作られるものです。

そして、それぞれが別の視点から会社の状況や実績を表現しているのです。

つまり・・・

 

 

貸借対照表

 

貸借対照表は、会社がお金をどうやって集めてきたか、集めたお金をどうやって使ったかを表現しています。

少しだけ詳しくいうと、会社が集めてきたお金を表の「右側」で説明し、会社の決算日時点で持っている財産を表の「左側」に並べて表示しています。

 

損益計算書

 

損益計算書は、売上と、その売上を上げるためにかかった経費を表現しています。

これも少し詳しく言うと、①本業での活動によって得られた売上とその経費、②本業以外の活動によって得られた売上とその経費、そして、③特別な理由により臨時的に得られた売上とその経費

損益計算書は、会社の成績をこの①~③の3つに分けて表示します。

 

キャッシュフロー計算書

 

キャッシュフロー計算書は、現金などの出入りの詳細を表現しています。

会社のお金がどのように、どのような具体的な理由で出入りしたのかについて詳しく説明した表です。この表によって、損益計算書で利益が出ている場合に、その利益が現金としてしっかり会社に残っているかがわかるようになっています。

 

 

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大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所代表税理士

同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社

二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事

特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力

ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感

日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導

大山俊郎のプロフィール

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