起業家が成功する考え方とは?~「おいしい話」は基本的に断る~
起業家さんは、おいしい話が来ても、断ってください。
「何でもやってみないとわからない!」という考え方を捨ててください。
なぜこんなことを言うかというと、起業家は普通、失敗するからです。
失敗と言っても、コントロールできるレベルの小さな失敗であれば問題ありません。
でも、大きな失敗は問題ですよね?
おいしい話は、色んな形で起業家さんに近づいてきます。
- タイアップしませんか?ジョイントベンチャーしませんか?
- ランチ会に来ませんか?
- 今加入すると、割引になりますよ!
- ホームページを作るだけで集客ができますよ!
などなど
…僕自身が起業した直後に経験したことです(笑
例えば、おいしい話があります…
あなたが起業してすぐに、おいしい話(儲け話)を聞いて、その話に乗るか迷っているとします。
- もしその「おいしい話」に乗らなかった場合、あなたの最大のデメリットは儲けられなかったこと(機会損失)です。つまり、リスクはゼロです。
- もしその「おいしい話」に乗った場合、あなたの最大のデメリットは儲からなかった場合に、その儲け話のために費やしたコストです。つまり、リスクは非常に大きくなります。
あなたなら、この「おいしい話」に乗るでしょうか?
起業家でない方も、もしあなたが起業家ならどうするか、考えてみてください。
答えはもちろん、「おいしい話」には乗らない方がいいです。
もし、結果的に上手くいったとしても、です。
おいしい話に乗った場合のデメリット(リスク)が大きすぎるのです。
特に、起業家にとってひとつのプロジェクトに失敗することが即、資金ショートにつながります。資金ショートは、起業家にとっては通常、倒産や廃業を意味します。
ある程度実績のある会社であれば、立て直しが効くこともあります。
起業家は、失敗すると立て直しが効きません。
せっかく融資を受けたのに何もしないの?
日本政策金融公庫(にほんせいさくきんゆうこうこ)から融資を受けた場合にも、そのお金をどう使うか?が当然ですが重要になります。
[aside type=”pink”]
日本政策金融公庫について詳しくはこちら↓
「起業家に『積極的に』お金を貸してくれる金融機関」なんてあるの?
[/aside]
では、せっかく借りたお金を何に使えば一番いいのでしょうか?
あなたが積み上げてきたスキル、つまり「本業」です。
いかにその本業でのスキルを活かしてできる仕事か。
いかに本業で築いてきたお客様に、より高いスキルとマインドで接するか。
いかに本業をレベルアップさせる設備投資を行うか。
借りたお金を使うなら、「本業」の「スキルアップ」か「設備投資」です。
その上で、お金のやりくり(資金繰り)を考えていきましょう。
まとめ
起業家は、挑戦者です!!
起業家は、なんでもやってみないと分かりません!!
それでも…
起業家こそ、慎重になりましょう。
起業家サポートに強い税理士への相談はこちらから可能です。
電話でもお申し込みOK
06-6940-0807
【受付時間】10:00〜18:00(土日祝除く)

大山 俊郎
大山俊郎税理士事務所代表税理士
同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社
二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事
特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力
ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感
日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導