起業家が成功する考え方とは?~どれだけ失敗したらあきらめるかを決める~
起業家のあなたは、「失敗」するのが恐いでしょうか?
逆に恐いもの知らずでしょうか?
経営が上手くいく、つまり儲かるためには、また、儲かるようになるためには、どんなにすぐれた経営者でも一時的には「持ち出し」の期間があるのが通常です。
でも、その「持ち出し」の期間がいつまでも続くと?
・・・いつかは「必ず」、破産しますよね。
だから、「あるビジネスを始めたら、儲かるようになるまでいつまでもやり続ける」というのは、破産への道、といっても間違いではないわけです。
つまり、起業家があるビジネスに失敗したからといって、破産して経営まで出来なくなってしまうのは「やりすぎ」だと直感的にお分かりかと思います。
見切りを付ける??
だからこそ、ある程度のところで、「見切り」を付ける必要があるわけです。しかも、事前に。失敗したときになってはじめて見切りをつけようとしてもその時点で急にやめるのは、ビジネスでは難しいです。
だから、持ち出しをするにしても、最大でどこまで持ち出すのかを事前に決めておく必要があるわけです。そうすれば、失敗しても再出発できる。だから経営者として成長することができる、というわけです。
経営には、いえ、人生には失敗が付きものです。特に、起業家が失敗を恐れていてはもちろん成功はありません。だからこそ、失敗しても再出発できるラインを自分自身で分かっておいてください。
起業家さん自身が、経営上の数字をしっかり把握して、この「どこまで持ち出すか」を理解しておく必要があります。
それが、「資金繰り」を毎月管理したり、定期的に「試算表」を作成したりすることにあたるわけですね。
起業家さんの資金繰りについて、詳しくはこちら↓
失敗し「過ぎない」ために起業家さん自身ができることはコレ
起業家さん自身が、
- 1日に何時間、そのビジネスに時間を使っているのか
- 何か月、持ち出しが続いているのか
- 今までいくら投資してきたのか
これを数字で把握しておく必要があるわけです。
いくら儲かっているか、儲かりそうかを把握することは難しいです。
でも、「今までいくら投資してきたか」であれば、実績ですから集計すればいいだけですよね。
このようにして計画的に進めていくからこそ、思い切って失敗もできるし、振り返りもできるというわけなんです。
実は、こんな失敗が多い!
「知らない間に、ズルズル失敗してしまい、気づいたら廃業してました」
・・・実は起業家さんによくある話なんです。
経営には、どうしようもない失敗、避けられない失敗は必ずあります。でも、ほとんどの場合は無計画から来る失敗であることが多いのです。つまり、失敗は事前に計画することで避けられることが多いのです。
だからこそ、事前に計画した範囲に収まっているかを把握しながら経営をする必要があるわけですね。
まとめ
起業家さんは、まず、経営を「知る」ことから始めてください。起業前にすべては計画できません。経営をしながらでもいいので、事前に「最悪失敗してもここまででストップする」ラインを数字で決めてください。
弊所では、「ストップするライン」を数字で把握することについて個別にお答えしています。
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大山 俊郎
大山俊郎税理士事務所代表税理士
同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社
二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事
特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力
ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感
日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導