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動物病院を開業した場合の年収はいくら?【勤務医と比較】

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所 代表 大山俊郎(おおやま としろう)

光熱費や人件費高騰による大幅なコストアップ・・・
しかし、中小企業の多くはコストアップを販売価格に反映できず苦しんでいます。「薄利多売」の時代は終わり、中小企業でも「値上げ」が必須の時代になりました。
この時代を勝ち抜くために、弊所独自の「強み集中」利益最大化経営計画を通して中小企業の支援を行っています。

代表的な著書は「SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集」。

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動物のお医者さん

動物病院を開業した場合の年収について、『自分が独立したら今の年収がいくらになるんだろう…』と悩んでいませんか?

実は、動物病院を開業すると、年収が上がる可能性があります。
なぜなら、売上の業界平均は3,000万円とも言われており、ここから経費を引いたものが利益になるからです。動物病院を開業した場合の年収は、この利益から受け取ることになります。

この記事では、動物病院の勤務医の年収と、開業した場合の年収の考え方についてご紹介します。
記事を読み終えると、具体的に勤務時代と開業後の比較ができるようになります。

動物病院の勤務医と開業医の比較

結論:安定を取るなら勤務医、不安定でもとにかく年収を上げたいなら開業です。

理由としては、勤務医はあくまでも給与として支給され、開業後は売上から経費を引いた利益から給与を受け取るからです。

勤務医の年収

新卒で動物病院に就職し、フルタイムで働く場合、小動物の診療を行う場合の給与は20万円から25万円と言われています。一方、大型動物の診療を行う専門医の場合は30万円以上が標準的な相場となっています。※地域によって変動する可能性があります。

日本で動物病院を開業した場合の年収は、上手くいけば600万円以上になるとされています。しかし、開業してから最初の2年は赤字経営が多いため、3年目くらいから600万円を超える年収になることが多いようです。

開業した場合の年収

新規開業した動物病院の初年度は、初期投資が高額になること、さらに売り上げが安定しないことから、1年間の収支は赤字になる可能性が高いです。開業してから最初の2年は赤字経営になる可能性は高く、黒字経営になるのは3年目くらいからであることが多いです。

ただし、上記の情報はあくまでも一般的な傾向であり、実際には個人の経営能力や地域や市場の状況によって異なることに注意が必要です。

開業後1年で売上が5000万円を超えることは、ほとんど事例がありません。

動物病院を開業しても、開業後1年で売上が5000万円を超えることは、ほとんど例がありません。おそらく全体の数%です。根拠としては動物病院の業界的な平均年商は3000万円程度だからです。あくまでも平均ですが、この3000万円は目安にはなります。つまり、動物病院を開業しても、開業後1年では通常売上が5000万円を超えることは、あくまでも統計上は、ですがほとんど例がないということになります。

まとめ

もちろん、売り上げがいくらになるかなんて動物病院を立ち上げてみないとわかりませんが、勤務医より高い年収を目指すなら開業することで年収アップになるかもしれません。

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    大山 俊郎

    大山俊郎税理士事務所代表税理士

    同志社大学商学部卒業後
    父が経営する年商50億の会社へ入社

    二代目経営者として
    現場での下積みから
    会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事

    特に
    ・銀行との交渉
    ・経理の改善
    ・資金繰り
    ・事業承継の対策
    などに尽力

    ある親族との同族問題で自社の株式
    を売却をした経験から
    「会社のヒト・モノ・カネの管理は
    会社と経営者一族の運命を左右する」
    ことを痛感

    日本随一の
    「同族会社経営を経験した税理士」
    として事務所を開設し
    「会社にお金を残す節税マニュアル」
    を開発
    全国の同族会社の経営者・法人経営者
    向けに「会社を強くする仕組み作り」
    を指導

    大山俊郎のプロフィール

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