【創業融資】今すぐお金が必要ない起業家も必見!今すぐお金を借りるべき!?
会社設立直後の起業家、ひろしさんとお話ししていた時のことです。
ひろしさん:「お金が必要になったらその時に融資を受けることを考えます。」
大山:「例えば1年間経営をしてきて、そのときにお金が必要になったとします。
その時になってはじめて金融機関に融資を申し込むとしますよね。」
ひろしさん:「はい。そのつもりですが・・・」
大山:「でも実は、起業直後にお金を借りた方が、起業して1年後にお金を借りるよりも圧倒的に借りやすいのが現実です。」
ひろしさん:「う~ん・・・もしそうだとしても、起業して最初からお金を借りても使い道がなかったらどうするんですか?」
大山:「もし使い道がないとしたら、借りたお金を定期預金などで資金を確保しておきます。」
ひろしさん:「へ~。なんでそんなことするんですか?」
大山:「もし使い道があったとしても、はじめて経営をする起業家は無駄なお金の使い方をしてしまうリスクがあります。
そのリスクを避けるという意味でも、定期積立など客観的に分かりやすい形で資金を預けておくことをおすすめします。
そのこと自体が信頼になります。」
ひろしさん:「信頼か~。経営には一番必要なものですよね。」
大山:「少しでも融資を受けて返済実績を作っておくと、金融機関に対する実績や信用になります。
それに、次の融資が受けやすくなります。
さらには、将来、他の銀行からもお金を借りるときに有利な条件で借りることができます。
会社の規模を拡大していくことを目標にしている起業家さんにはぜひ頭にいれておいていただきたいです。」
ひろしさん:「僕は卸売業をやっているのでやっぱりある程度規模を拡大していかないと生き残れないと思っています。でも、無駄な金利を払うことになりそうですが・・・」
大山:「確かにそうです。金利というコストは発生してしまいます。でも、それ以上のメリットを受けることができます。」
ひろしさん:「わかりました。検討してみます!」
ぜひ起業直後の融資を受けてみましょう。
融資を受ける場合は、融資に詳しい税理士に相談するのがおすすめです。

大山 俊郎
大山俊郎税理士事務所代表税理士
同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社
二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事
特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力
ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感
日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導