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【独立開業】開業するのに必要なお金とは…?

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所 代表 大山俊郎(おおやま としろう)

光熱費や人件費高騰による大幅なコストアップ・・・
しかし、中小企業の多くはコストアップを販売価格に反映できず苦しんでいます。「薄利多売」の時代は終わり、中小企業でも「値上げ」が必須の時代になりました。
この時代を勝ち抜くために、弊所独自の「強み集中」利益最大化経営計画を通して中小企業の支援を行っています。

代表的な著書は「SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集」。

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独立起業する場合に必要なお金はどんなものがあるのでしょうか?

 

  • 開業準備のためのお金
  • 開業した後のための運営のためのお金
  • 赤字の補充のためのお金
  • 生活のためのお金

 

この4つに分けられます。

この一つ一つについて説明していきます。

 

開業準備のためのお金

開業準備のためのお金には、次のものがあります。

 

一般的に、「設備投資」とまとめて呼ばれることもありますが、次のように分けて考えると事業計画を作成するときに非常に役に立ちます。

  • 内装工事や機械などの長期間使うもの
  • 保証金などの価値が減らないもの
  • 一時的に必要な消耗品など

 

開業した後の運営のためのお金

入金=出金、つまり、売上金が100入金された場合、同時に仕入代金を100出金すればこのお金は必要ありません。

ところが、現実はそうはいきません。

通常の取引では、先に仕入をしてそのうち一部が売れ、その代金を1か月後にもらう、ということがよく起こります。

このように、入金と出金は、金額もタイミングも大きくズレていきます。

 

そのズレの分だけ、別途資金が必要になります。

 

赤字の補充のためのお金

起業した直後は、売上が安定しないのが普通です。

特に、BtoCと言われる、エンドユーザーと直接取引をする場合は、この傾向が顕著です。

そして、売上が上がらなかった場合はどうなるでしょうか?

固定費をまかなえなかった部分、つまり赤字部分が発生します。

その赤字部分について、金融機関がお金を貸してくれることはありません。ですから、通常通り売上が上がった場合の資金は金融機関から借りるとしても、赤字部分については別で資金を準備する必要があるのです。

 

生活のためのお金

サラリーマンから独立されたかたは、ここで大きな壁にぶつかります。

それは、生活費が保証されていない、ということです。

人間は生存の欲求が満たされていないとより高次の欲求に対して積極的に行動することができません。

つまり、生活費を稼げない状態では、本業に集中することができない=儲からないということになります。

 

 

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    大山 俊郎

    大山俊郎税理士事務所代表税理士

    同志社大学商学部卒業後
    父が経営する年商50億の会社へ入社

    二代目経営者として
    現場での下積みから
    会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事

    特に
    ・銀行との交渉
    ・経理の改善
    ・資金繰り
    ・事業承継の対策
    などに尽力

    ある親族との同族問題で自社の株式
    を売却をした経験から
    「会社のヒト・モノ・カネの管理は
    会社と経営者一族の運命を左右する」
    ことを痛感

    日本随一の
    「同族会社経営を経験した税理士」
    として事務所を開設し
    「会社にお金を残す節税マニュアル」
    を開発
    全国の同族会社の経営者・法人経営者
    向けに「会社を強くする仕組み作り」
    を指導

    大山俊郎のプロフィール

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