経営がきびしいとき、お金を借りるだけではダメ?
「公庫と銀行でお金を借りたんだけど、これからどうしたらいいの?」
こんなお悩みについてお答えします。
弊所では、節税だけでなく資金繰りや融資についてもサポートしていますので、
多くのお客様から融資後の資金繰りについてもご相談を受けています。
そんななかから、上記のご質問について回答をしていきます。
既存の融資を一本化して、返済負担を軽くする
融資を受けた後のお金の管理、考えてますか?
災害時などは、運転資金を上限まで申し込むのが一つの方法です。
ですが、災害などが終わった後はどうでしょうか?
既存の借入の借り換えをするのが資金繰りを悪化させない方法です。
コロナショックがいつまで続くかわからないため、赤字の幅が読めないからです。
「融資を受けた後の資金繰り」をいかに正常に戻すか、を考えましょう。
具体的には、
- 借入期間を最大まで伸ばす
- 2年間は元金据え置きにする
- 既存の融資を一本化して返済負担を軽くする
などが考えられます。
一番のおすすめは、既存の融資を一本化して、返済負担を軽くする、そのタイミングで返済期間を延長してもらう
ことです。
こうすることで、月々の返済額は増やさずに、いったん厳しい時期を生き延びる可能性がアップするわけです。
先が読めない・資金繰りが厳しいときの節税について
とにかく、先が読めないときはお金を守ることを優先してください。
税金であれなんであれ、とにかく資金の流出を防ぐ必要があります。
とくに税金については、今まで見てもらっていた税理士さんに継続して依頼するだけだと資金の流出を防ぐことは難しいでしょう。
「今まで通り」たんたんと処理されてしまいます・・・
顧問料が安いのは、資金繰りも節税も関係なく、いつでも同じように処理するからなので。
セカンドオピニオンでもいいので、別の税理士さんに、資金の流出を防ぐためのアイデアをもらう必要があります。
まとめ
融資については、自分で考えようとせず専門家に相談しましょう。
また、資金繰りについては、資金繰りについて専門的なアドバイスをしている専門家でないとはっきり言って、分からないのです。
資金繰りが厳しいときの節税についても、普通の税理士さんでは対応できないこともあると思います。税理士はすべてのお客様に対して、「常に」公平に処理をしようとするからです。
節税、融資、融資後の資金繰りについて、トータルで専門的にサポートしている税理士にご相談ください。
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