2018/10/20

【日本政策金融公庫】自己資金が無いなら、親からもらえばOK?

 

税理士 大山俊郎


「起業・会社設立前後の経営を誰に相談すればいいのかわからない…」「創業融資が成功する考え方や方法を学びたい!」 という方へ

このブログでは、年商50億・借入額20億円の会社での二代目経営者という経験を生かして、融資のための準備やノウハウを大公開します。

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大阪谷町の税理士、大山俊郎です。

 

起業する人がお金を借りる場合におすすめなのが、日本政策金融公庫

ではどんな人でも起業したい!と言えばお金を借りられるのかというと、もちろんそうではありません。

 

日本政策金融公庫の融資では、自己資金が必要です。

この自己資金。一般的にはいくら必要かご存知ですか?

 

日本政策金融公庫の制度では1/10が必要とされています。

大阪のある地方銀行の創業融資でも同じ条件になっています。

 

では、自己資金がない場合には創業融資を受けることはできないのかについて解説していきます。

結論から言うと、自己資金がない場合には、創業融資を受けることはできません!

 

まず、自己資金が必要になる理由は何でしょうか?

 

これから起業しようとする人が、自分では全く貯金をして来ず「お金貸して!」と言われたら…

あなたがお金を貸す側ならどうですか?

 

貸したくないですよね。

 

これが、自己資金が求められる理由です。

 

つまり、日本政策金融公庫の融資には、「計画性」という視点が重要になるのです。

 

では、親からの贈与ならどうでしょうか?
「計画性」という視点から言うと、どう思いますか?

 

親からの贈与を受けた場合、例え長年親と話し合って「計画的に」贈与をしてもらったとしてもその贈与が「計画的」かどうかを証明できませんよね。

 

証明できないということは、自己資金がある場合と違い、融資をしにくくなります。

融資をしにくいので、もし融資をするとしたら「他の要素」も含めて判断されるということなのです。

 

「他の要素」とは、具体的言うと、確実な得意先がある、職人として長い経験があるなどです。

 

また、日本政策金融公庫では、自己資金額の大小よりも自己資金をどうやって集めたのか、そのプロセスを重視します。

 

貯金がほとんどなく、親族からの贈与だけに頼って開業しようとしている人を、日本政策金融公庫の担当者は嫌がります

 

その理由は何でしょうか?

 

起業しようと考えているのに、100万円の貯金をしようとは思わなかったのはなぜ?という風に考えるからです。

 

起業を真剣に考えているなら、開業に必要な資金を貯金するのが当然ですからね。

 

では、どうすればいいのかというと、起業したいと思った瞬間からひとつの通帳にお金を貯めていきましょう。

 

すでにある貯金にプラスして、月に最低1万円は貯金しましょう。勤務中に貯金をするのは難しい人もいるかも知れませんが、これは起業するには必要なことだと考えてください。

 

そして、起業する時点では100万円は自己資金が貯まっている状態を作ってください。

 

【日本政策金融公庫】自己資金のまとめ

 

日本政策金融公庫で融資を受けるには自己資金を貯めましょう。それが「計画性」を証明するものになりますので。

 

自己資金がない場合は、親から贈与してもらうことも「あり」なのですが、加点にしかならないことに注意してください。

 

やはり「計画性」という点からは弱くなります。あなたが起業を真剣に考えているなら、少額でもいいから銀行口座に貯金をしていきましょう!

 

くれぐれも、タンス預金だけは避けてください!せっかく貯金しているあなたの努力が無駄になってしまう可能性が高くなります。

 

大阪谷町の税理士、大山俊郎でした。

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