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【起業家】【銀行融資】起業家のための銀行交渉術!はじめから交渉負けしないシクミを作れ!シリーズその②~固定金利~

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所 代表 大山俊郎(おおやま としろう)

コストアップのメガトレンド。でも価格転嫁は不可能…
そんな時代を勝ち抜く唯一の方法が「強みに集中」し「利益を最大化」すること。まさに「薄利多売経営の終焉」とも言えるこの時代に、中小企業が勝ち抜くための『強み集中モデル』を伴走支援することを使命としている税理士。
代表的な著書は「SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集」。

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金利は固定か変動か。選べるとしたらどちらが有利か?

 

この問題。

銀行交渉術としては、もちろん知っておきたいですよね。

 

でも、実際には、「固定にしてくれ」と言えるのはよほど内容がいい会社だけです。

マイナス金利と言われるようになって数年経過した今、これ以上の金利の低下は考えにくくなっています。すると、金利は固定がいい!と思うのが普通の感覚だと思います。

だから、融資の申し込みをする時点で、「固定で。」と言いたいところです。

 

でも、普通は選べません

 

原則、通常の借入は変動金利です。
一般の市中金融機関の原則は変動です。これは、銀行が市場からお金を引っ張ってくる時点で、すでに変動金利なのです。

 

結論としては、「固定金利にしてくれ」と言えるのは、よほど内容の良い会社だけなのです。
通常、融資は一年以内とか三〜五年以内という前提でお金を引っ張ってきているので、融資している間に金利が変動する可能性があります。つまり、固定にすると銀行自身のリスクが高まります。だから、普通は変動金利なのです。
確かに、ビジネスローンには固定金利の商品がありますが、それは制度商品として最初から決まっている商品だからです。

 

また、保証協会でも一般保証というものを使う場合は、原則としては変動金利になっています。

 

日本政策金融公庫は固定金利?変動金利?

 

商工中金や日本政策金融公庫は原則固定です。

大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所代表税理士

同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社

二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事

特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力

ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感

日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導

大山俊郎のプロフィール

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