• 創業融資

【創業融資】起業家がお金を借りたあとにやること~資金繰り表の作成~

大山 俊郎
監修者 大山 俊郎

大山俊郎税理士事務所 代表 大山俊郎(おおやま としろう)

光熱費や人件費高騰による大幅なコストアップ・・・
しかし、中小企業の多くはコストアップを販売価格に反映できず苦しんでいます。「薄利多売」の時代は終わり、中小企業でも「値上げ」が必須の時代になりました。
この時代を勝ち抜くために、弊所独自の「強み集中」利益最大化経営計画を通して中小企業の支援を行っています。

代表的な著書は「SWOT分析を活用した【根拠ある経営計画書】事例集」。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

売上が伸びている、利益は出ているのに、なんとなくお金が減っている気がする。

利益は出ているのだから、このまま順調にいけばお金は増えていくはず…

 

 

でも実際はお金が減っている!!

なぜ?!

 

 

解決方法は?

これを解決してくれるのが「資金繰り表」です。しかも資金繰り「予測」表です。

資金繰り表自体、作っていない経営者が実は多いのです。

起業したての経営者だと、ほとんど作成している人はいないのではないでしょうか。

 

そして、起業家のあなたに作ってもらいたいのは、ただの資金繰り表ではなく、資金繰り「予測」表です。

起業直後こそ、資金繰りを予測して、経営が滞らないようにしないといけません。

本業に集中するためにも、お金がなくならないようにしておかないといけませんよね。

 

では、資金繰り「予測」表はどうやって作るのでしょうか?

ズバリ!「経営計画」「損益計画」から作ります。

 

つまり、「どのように経営をしていくか」ということがわかっていないと、資金繰りの予測もできないのです。

これは、経営者だけでなく、勘違いしている専門家も多いので要注意です!

 

じゃあ、どうしたらええねん!?

 

起業前だとなかなか数字ベースで経営計画を立てにくいことも事実です。

一方で、起業直後だと、実際の売上や経費が発生し始めているので、経営計画を立てることができるようになってきます。

例えば、起業してから3か月で、売上が200万円、200万円、300万円…と来ているから、300万円でこのまま推移すると…という風にです。

 

そして、その経営計画ができたら、次は資金繰り予測をやっていきます。

 

資金繰り予測のやり方

経営計画で立てた売上や利益の予測と、資金繰り予測でのお金の動きはズレるのが普通です。

たとえば、売上が1月は200万円だとして、売上金の回収が2月に200万円になったとします。

この1か月という時間のズレをしっかり考えて、資金繰り予測を立てる必要があるわけですね。

 

資金繰り以前の問題です。

経営者として、常に数か月先のお金の動きを予想していないと、このズレを踏まえた準備ができないのです。

    お名前必須

    メールアドレス必須

    電話番号必須

    会社名

    メッセージ

    大山 俊郎

    大山俊郎税理士事務所代表税理士

    同志社大学商学部卒業後
    父が経営する年商50億の会社へ入社

    二代目経営者として
    現場での下積みから
    会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事

    特に
    ・銀行との交渉
    ・経理の改善
    ・資金繰り
    ・事業承継の対策
    などに尽力

    ある親族との同族問題で自社の株式
    を売却をした経験から
    「会社のヒト・モノ・カネの管理は
    会社と経営者一族の運命を左右する」
    ことを痛感

    日本随一の
    「同族会社経営を経験した税理士」
    として事務所を開設し
    「会社にお金を残す節税マニュアル」
    を開発
    全国の同族会社の経営者・法人経営者
    向けに「会社を強くする仕組み作り」
    を指導

    大山俊郎のプロフィール

    ブログ一覧に戻る