後継者さんが成功するためのアドバイスができる人って、例えばどんなアドバイスができる人を選べばいいのでしょう?
とにかく申告書を見てください。
まずは。
※申告書と決算書をまとめて決算書と呼ぶこともあります。
「別表二」
いきなりわけわからんこと言います。
わけわからんままでいいんです。
とにかく申告書の紙の右上に「別表二」と書いてある書類を探し出してください!
(たぶん社長が持ってます)
そこには、「株主が誰なのか」が書いてあります。
会社の後継者になるかならないかは、父親の意思でもなく後継者本人の意思でもありません。
「株主が誰なのか」が全てです。
会社法が全てです。
ただ、この「別表二」
実はテキトーまたは間違っているかもしれません。
なぜなら、税務署に提出する書類であり、税務署は税金に影響しないことは普通は指摘しません。
なので、「別表二」を見て、たとえあなたの父上が株の大部分を持っていて、「俺の株はお前にやる!」と言っていたとしても安心はできません。
実はほかに株主がいたとか、持ち株数が間違っていたとか。
絶対に会社を継ぐことができると確信できるまでは、情報収集を続けてください。
とにかく、「別表二」
話はそこから始まります。
覚えておいてくさださいね。
以上。私自身の実体験でした・・・
会社の跡継ぎのことを相談するのは、会社の跡継ぎに失敗した経験のある税理士が一番です。

大山 俊郎
大山俊郎税理士事務所代表税理士
同志社大学商学部卒業後
父が経営する年商50億の会社へ入社
二代目経営者として
現場での下積みから
会社のヒト、モノ、カネ管理まで従事
特に
・銀行との交渉
・経理の改善
・資金繰り
・事業承継の対策
などに尽力
ある親族との同族問題で自社の株式
を売却をした経験から
「会社のヒト・モノ・カネの管理は
会社と経営者一族の運命を左右する」
ことを痛感
日本随一の
「同族会社経営を経験した税理士」
として事務所を開設し
「会社にお金を残す節税マニュアル」
を開発
全国の同族会社の経営者・法人経営者
向けに「会社を強くする仕組み作り」
を指導